本好き母のあれこれ日常

日常のあれこれを思いつくまま&本好き日記

年始からホラー映画「シャイニング」を観る

 

 

こんばんは。めぐやです。

 

 

今年もどうぞよろしくお願い致します♪

 

 

年始からホラー映画「シャイニング」を観てみました。

ネタバレありです!!

 

 

 

 映画「シャイニング」と小説「シャイニング」

  

 

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1980年公開のスタンリー・キューブリック作品です。

 

原作はホラーの帝王スティーヴン・キングですね。

スティーヴン・キングがこの映画に対してずっと批判しているのは有名な話で、

1997年にキング自らドラマ版「シャイニング」を制作しています。

 

キングの小説が好きな私としても映画は全く別ものでした!

キング制作ドラマ版も観たことがありますが、こちらは当然ながら原作に沿っていてキングファンには嬉しい作品になっていました。

 

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小説版主人公のジャックは癇癪持ちですが普段は優しいお父さんで息子ダニーも懐いています。

一方、映画版ジャック役はジャック・ニコルソン

若い!そして最初から怖い!ダニーも懐いているように全く見えない!

配役からしてキングが気に入らなかったんですよね…。

 

 

簡単なあらすじ

 

小説家志望のジャックは、冬期に雪のため閉鎖されるオーバールックホテルの冬期管理人に雇われる。

このホテルは、以前の冬期管理人が家族を斧で惨殺し自分も自殺したという曰くがあった。

 

ホテル閉鎖の日に妻ウェンディ、息子ダニーとホテルにやって来たジャック。

しかしこのホテルには何かが存在していた…。

 

 

映画「シャイニング」

 

 

さて、本題の映画版「シャイニング」。

 

まず感じたのは映像が綺麗!

山の上に建っているオーバールックホテルに着くまでの道のりやホテル内や庭園など、綺麗なのに不安な雰囲気…。

 

そして音楽。

何でもないシーンでもずーっと不穏な音楽が流れていて、観ているこちらに緊張感を与えて来ます!

何かあるんじゃないか、何か起こるんじゃ…と無意識のうちに緊張してしまいました。

 

 

 

主人公ジャック

 

映画版ジャックですが、、

私の勝手な見解ということで書きますと。

 

とにかく全て他人のせい、自分が上手くいかないのは奥さんのウェンディのせい、頑固な息子ダニーのせい。

俺はこんなに一生懸命やってるのに理解してくれない家族のせい。

その割にプライドばかり高い。

自分軸というものがないので中身はからっぽ。だからこそホテルに巣食う悪霊?につけ込まれてしまう…。

 

「俺はこのホテルの管理人だ!だから責任があるんだ!」と喚く割にはホテルの仕事、何にもしていないと思うのですが…。

ボイラーで客室を暖める仕事も奥さんのウェンディがやってるし…。

ジャックがやっているのは「今度こそ売れる」小説書きのみ。(タイプライター!時代ですね)

上手く進まないとウェンディに「集中力が切れる!俺の邪魔をするからだ!」と怒り出す。

この時にもうホテルに影響されているのか、もともとの性格なのか今ひとつ分からないのですが、まあ両方かな…。

 

 

 

タイトルになっている“シャイニング(かがやき)”

 

“かがやき”とはダニーや料理長ハロランが持っている超能力のこと。

でも映画ではあまりかがやきを発揮するシーンがありませんでした。

ハロランさん…かがやきを使えばジャックに襲われなかったのでは…。

助けに来て大声で呼ばないでしょ。と思ってしまった私です。

 

 

 

笑い事じゃないのに笑ってしまった(ごめんなさい)

 

DVDのパッケージにもなっている破壊した扉からジャックが顔を覗かせるシーン。

あのシーン、怖いですよね〜。人怖です。

ウェンディが悲鳴をあげるのも分かります。

分かります、分かりますけど、、めっちゃ悲鳴あげますよね。

 

ドア、斧でガーン!「キャアアア!」

ガーン!「ワアアアアアー!」

ガーン!「キャアアー!ワアアー!キャーッ!」

ごめんなさい、ちょっと笑ってしまいました。

 

 

 

寒い冬におススメ

 

私的にラストの写真がよく分かりませんでしたが…。

ジャックそっくりの人がホテルの初代オーナーとか管理人だったということでしょうか…。

ジャックはホテルに呼ばれる運命だった…?

 

謎もありますが、なかなか楽しんで観られたと思います。

 

寒い冬におススメです。(個人の感想です)

 

 

余談: オーバールックホテルにはモデルとなったホテルがあるんですね!

  スタンリーホテルという実際に怪奇現象が起きるホテルだそうです。

  怖〜!!

 

 

 

今日もお読みいただきありがとうございます(^^)

 

 

 

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おススメ小説!伊坂幸太郎さん「逆ソクラテス」

 

 

こんばんは。めぐやです。

 

 

面白かった〜!伊坂幸太郎さん「逆ソクラテス

 

 

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伊坂幸太郎さんデビュー20周年の作品になります。

 

小学生が主人公の5話からなる短編集です。

 

勝手な思い込みで決めつける先生、小学生相手に大声で威嚇するコーチ、理不尽な大人たち…。

そんな大人に「僕はそうは思わない」。

 

面白がって他人を困らせる子どもに、なぜそういう事をしてはいけないのかをキチンと伝えられる大人。

その伝える言葉が道徳とかそういう話ではなくて、さすが伊坂作品の登場人物!

「なるほど〜」と思わず納得してしまいました。

 

 

以下多少のネタバレ↓

 

 

「相手によって態度を変えることほど、格好悪いことはない」

「人は、ほかの人との関係で生きている」

「もし、わたしがいじめられたら、いじめてきた相手のことは絶対に忘れないからね」

「自分が馬鹿にしていた相手が、仕事の取引相手になることもあるだろうし、将来結婚する相手の知り合いってこともある」

「誰かを馬鹿にした人は、将来、自分が成功した時に全部、晒されちゃうよ」

将来、自分が成功や幸せをつかむ時に、過去の振る舞いが襲い掛かってくるかもしれない…。

 

第2話で、小学生だった頃を回想していた主人公が、

「あの時にはもはや戻れないのだ、という当たり前の事実を突きつけられ、胸が苦しくなる」と考えるシーンがあって、私もちょっと寂しくなってしまいました。

 

 

 

 

こちらは重い伊坂作品ではなく、ユーモラスでテンポの良い軽快で読後感の良い作品だと思います。

 

読み終わって「あ〜、面白かった!」と素直に思いました。(個人の感想です)

 

 

ご興味がありましたら是非読んでみてくださいね。

 

 

今日もお読みいただきありがとうございます(^^)

 

 

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