本のご紹介です。
*「マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ」古内一絵
夜中に不定期で営業している夜食カフェ、マカン・マラン。
アジアの隠れ家リゾートのような店内で、心がちょっと疲れた人たちに提供される優しい料理。
料理を作るのはドラァグクイーン(女装した男性)のシャールさん。
シャールさんの言葉も心に沁みます。
「苦しかったりつらかったりするのは、あなたがちゃんと自分の心と頭で考えて、前へ進もうとしている証拠よ」
仕事で心身共に疲れてしまった人たちに、ゆったりとした空間と食事を提供するカフェの優しいストーリー。
連作短編集です。
「春のキャセロール」「金のお米パン」「世界で一番女王なサラダ」「大晦日のアドベントスープ」
美味しそうなタイトルが並びます。
こちらはシリーズ物で、4冊出ています。
4冊めのタイトルが「さよならの夜食カフェ マカン・マランおしまい」なので、最終巻なのでしょうね。
まだ1冊めしか読んでいないので、続きが読みたくなりました!
シャールさんのその後も気になります。
こんなカフェが近所にあったら行ってみたい〜!
たとえ夜中にしか開いていなくても!
お読みいただきありがとうございました(^^)
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