こんばんは。めぐやです。
恩田陸さんの「消滅」読了しました。
国際空港の入管で、別室に隔離された10人の日本人たち。
この中にいるテロリストを見つけ出して欲しいという要求に彼らは推理を開始する…。
というのがこの小説の大筋です。
前半の、登場人物たちが連行される辺りはこれからの展開を期待してどんどん読み進められました。
中盤がちょっと長いような。特にストーリーに盛り上がりがないのでだらだら続く印象。
恩田陸さんの、こういうミステリー風な作品が好きなのでちょっと残念でしたが、
テロリストは本当にこの中に居るのか?どうやってテロを起こすのか?を考えるそれぞれの考察は面白かったです。
この作品の中に高性能AI を持つヒューマノイドが出てくるのですが、ストーリーは全く違うのに映画「エクス・マキナ」を思い出してしまいました。
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第88回アカデミー賞視覚効果賞受賞作なんですね。
プログラマーのケイレブが社長の山荘に招かれ、そこで女性型ロボット「エヴァ」の人工知能の実験に協力することになる、というストーリー。
賛否わかれているようですが、私は結構面白かったです。
こちらもストーリーにすごい盛り上がりがあるわけではないですが、作品に徐々に漂ってくる冷たい緊張感。
AI が人間を翻弄する怖さ。
「エヴァ」に魅了されるケイレブが…。
ネタバレになりそうであまり書けませんが!
本の紹介なのか映画の紹介なのか分からなくなりました!
ご興味がありましたらどちらも是非!
お読みいただきありがとうございました(^^)