こんばんは。めぐやです。
私もよく紹介していますが、「新訳」になっている名作が多いですね。
旧訳のままだと、既に日本語自体が古い…ということもあるのでしょう。
新訳で読みやすくなって、若い方達も昔の名著を読もう!となっていくのは本当に良いと思います。
しかし、自分が夢中になって読んだ旧訳の世界が新しい訳によって変わってしまうのは、ちょっぴり悲しく感じるのも事実なのです。
例えば、デュ・モーリア「レベッカ」。私が持っているのはこちら。
「後妻に迎えられたわたしが住むマンダレイには、先妻レベッカの存在感が強く漂っていた…。」
この小説に漂う重厚な雰囲気が好きで、まだ新訳版は読んでいません。
字が小さい〜!!久しぶりに見てびっくりしました。
それからこちら、ミッチェル「風と共に去りぬ」。
表紙が映画のスカーレット役、ヴィヴィアン・リーです!
こちらは新訳になった時にかなり話題になっていた記憶があります。
でもやはり、自分の中にある昔の雰囲気を壊したくなくて新訳版は読んでいないのです。
旧訳を読んでいなかったり、それほどどっぷり浸かって読んでいなかったら、すんなり新訳版も読めただろうな〜、と思います。
新訳の方が読みやすくて分かりやすい場合もありますしね。
そんなことを思っていたら、こんなものを見つけました。
電子書籍で「風と共に去りぬ」の第1巻、第2章までが無料で試し読み出来るというのです!
早速、hontoサイトでダウンロードして少しですが読んでみました。
ちなみに新潮文庫版です。
最初だからか、それほど違和感なく読めました。
こちらはAmazon ↓
別に新訳版を無理して読まなくてもいいと、自分でも思います(^^;;
でもやはり、新訳に興味もあるのですね!
あとは、旧訳版の文庫本が経年劣化してきているのも気になります。
保存版として大事にしたい!
それと、新しい文庫本の表紙も綺麗かな〜、なんて。
違う訳者さんですね〜(違う出版社なのだから当たり前ですね)。
立ち読み機能でちょっとだけ読み比べをしてみて、、
自分にしっくりくる訳を選びたいと思います。
しかし、岩波文庫版の登場人物紹介がほぼあらすじになっていてビックリです!
いくらなんでも長いでしょ!!ネタバレだし。
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岩波文庫の表紙、綺麗です。
そして、「レベッカ」の新しい表紙はこちら。
お、お洒落〜〜!
今風ですね〜。可愛らしくてイラスト自体は良いと思いますが、重厚感はどこへ…?
何だかんだ言っても近いうちに新訳版を読破したくなりそうな気がします。
読破…できると良いなあ!
今日もお読みいただきありがとうございます(^^)
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