こんばんは。めぐやです。
夏に近付いてきたからかホラーや実話怪談の本が増えてきました。
今回はホラー小説のご紹介です。
近藤史恵さん「震える教室」
表紙だけ見るとちょっとおどろおどろしい感じですが、どちらかというとライトな学園ホラーミステリーだと思います。(個人の感想です)
百二十年の歴史を持つ私立女子校が舞台。
この学校に高校から入学した真矢が主人公。
やはり高校から入学してきた花音と仲良くなった真矢ですが、彼女と一緒に居ると不思議な現象を目撃することに…。
怖いだけではないストーリー
女子高生が主人公だけあって、将来に対する不安だったり学校生活の描写、理不尽な先生などが出てきて、少し懐かしさも感じます。(私も女子校でした〜)
特に、生徒たちに対して自分の方が立場が上だ!という態度を隠さない先生たち。
自信がないのかな?
読んでいて、「あ〜居る居る、こういう先生…」と思ったり。
持ち物検査とか、確かに意味分からないような。
持ってきてはいけないものって?色付きリップとか取り上げないといけないほどダメなもの??
キケンなものを持っている生徒が居ると思ってるのかな〜?
などとホラーとは違うところに気持ちがいってしまいました。
6話の短編集
6話の短編集なので読みやすいです。
学園の中で視える様々な怪異。
悲しい話だったり不気味だったり。
特に解決することなく終わる話が多いですが、主人公が視えるだけの女子高生なのでそこは割り切って読み進めました。
でも怖がりながらも怪異の真相を探ろうとする二人を、段々応援したくなってくるのです。
エピローグが思わせぶり??
こちらはシリーズ化されるのかどうか、続編が出ていないので分かりませんが。
エピローグが不思議な感じで終わるので、続くのかな?とは思うのですが。
真矢と花音の二人が良いコンビなので、続編が出たら読んでみたいと思う小説でした。
ご興味がありましたら是非。
今日もお読みいただきありがとうございます(^^)
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