本好き母のあれこれ日常

日常のあれこれを思いつくまま&本好き日記

本が好き

「ノック 終末の訪問者」映画を観て小説も読んでみた

こんばんは。 めぐやです。 「ノック 終末の訪問者」が U-NEXT で公開されていたので鑑賞。 そして原作小説があることを知り、こちらも読んでみました。 「ノック 終末の訪問者」 映画はM.ナイト・シャマラン監督。 原作小説はポール・トレンブレイ、竹書房…

安藤光雅さん「旅の絵本II」が楽しい

こんばんは。めぐやです。 安藤光雅さん「旅の絵本II」が気になったので読んでみました。 イタリアの風景を描いた文章のない旅の絵本シリーズ2巻です。 こちらは1978年出版の絵本を2006年に改訂して全面的に着色し直したもの。 巻末に著者による解説が付け加…

「バナナのかわをのっけたら」クリミナル・マインドのリードの絵本

こんばんは。めぐやです。 絵本「バナナのかわをのっけたら」を読んでみました。 バナナのかわをのっけたら ランプル・バターカップのおはなし こちらはアメリカのドラマ「クリミナル・マインド」(FBIのプロファイラーが活躍する犯罪捜査ドラマ)のドクター・…

おススメ小説!伊坂幸太郎さん「逆ソクラテス」

こんばんは。めぐやです。 面白かった〜!伊坂幸太郎さん「逆ソクラテス」! 伊坂幸太郎さんデビュー20周年の作品になります。 小学生が主人公の5話からなる短編集です。 勝手な思い込みで決めつける先生、小学生相手に大声で威嚇するコーチ、理不尽な大人た…

ジェフリー・ディーヴァー「静寂の叫び」読んでみた

こんばんは。めぐやです。 ジェフリー・ディーヴァー1995年の作品「静寂の叫び」を読んでみました。 「静寂の叫び」 ディーヴァー作品で有名なのは「リンカーン・ライム」シリーズや「キャサリン・ダンス」シリーズですが、こちらはシリーズが書かれる前の作…

三津田信三さんの新刊「逢魔宿り」を読んでみました

こんばんは。めぐやです。 すっかり読書の秋です。 今回は三津田信三さんの新刊「逢魔宿り」(あまやどり)を読んでみました。 「逢魔宿り」 こちらは「お籠りの家」「予告画」「某施設の夜警」「よびにくるもの」「逢魔宿り」の5編の短編からなっています。 …

小説「東京二十三区女」読了、宮部みゆきさんの「ほのぼのお徒歩日記」もおススメ

こんばんは。めぐやです。 長江俊和さん「東京二十三区女」を読んでみました。 ↓ Amazon 東京二十三区女 (幻冬舎文庫) 新品価格¥687から(2020/10/10 13:15時点) ストーリーをざっくりいうと、ライターの璃々子が何かを探しながら事件事故のあった二十三区内…

怪談実話本「怪談社THE BEST 天の章」が怖かった

こんばんは。めぐやです。 今日もまだまだ暑い! 少しでも涼を求めて怪談実話本を読んでみました。 怪談社 「怪談社」とは京都で結成され、今は東京で活動している怪談イベント団体のことです。 怪談ライブやYouTubeで活躍しています。 語り手は糸柳昭寿(し…

今年も文庫フェア!「カドフェス」「ナツイチ」「新潮文庫の100冊」

こんばんは。めぐやです。 今年も夏の文庫フェアが始まっていますね♪ 去年の文庫フェアはこんな感じでしたが↓ meguya.hatenablog.com meguya.hatenablog.com 今年も大きな書店では専用のコーナーを設けています。 「カドフェス」 今年の角川文庫はいつものプ…

近藤史恵さん「震える教室」学園ホラー小説

こんばんは。めぐやです。 夏に近付いてきたからかホラーや実話怪談の本が増えてきました。 今回はホラー小説のご紹介です。 近藤史恵さん「震える教室」 表紙だけ見るとちょっとおどろおどろしい感じですが、どちらかというとライトな学園ホラーミステリー…

伊坂幸太郎さん「クジラアタマの王様」あっという間に読み終える

こんばんは。めぐやです。 久しぶりに伊坂幸太郎さんの小説を読んでみたら、面白くてあっという間に読んでしまいました。 「クジラアタマの王様」 まず最初に不思議に思うのは、コミック調の挿し絵が入っていること。 しかも異世界的な挿し絵で、何かと戦っ…

積読本を消化中

こんばんは。めぐやです。 まだ読んでいない本たち いつものことですが、たくさん本を積んでしまいました。 積読本を入れておく棚… 時々、小説が読めない時があって、無理に読み始めても挫折するので、、 そういう時は小説以外で気分が楽になるような本を読…

ホラーコミックエッセイ「視えるんです。」6巻が相変わらず怖い

こんばんは。めぐやです。 伊藤三巳華 (いとうみみか) さんの実話ホラーコミック、 「視えるんです。」6巻のご紹介です。 「視えるんです。」 ↓ Amazon 視えるんです。6 (HONKOWAコミックス) 新品価格¥968から(2020/3/24 01:35時点) 霊感漫画家のミミカさん…

「やめてみた」わたなべぽんさんのコミックエッセイ

こんばんは。めぐやです。 コミックエッセイのご紹介です。 「やめてみた」 ↓ Rakuten やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる、暮らし方・考え方 (幻冬舎文庫) [ わたなべぽん ] 価格:506円(2020/3/12 12:36時点)感想(1件) わたなべぽんさんのコミッ…

最近の小説の表紙って小説っぽくない件

こんばんは。めぐやです。 最近の小説の表紙ってコミック?と思うようなものが多いな〜と思ったのでいくつか挙げてみます。 エラリー・クイーン 以前に角川文庫で新訳になったと思ったら表紙がこちら。 ↓ Amazon 中途の家 (角川文庫) 新品価格¥968から(2020…

若竹七海さんの小説「葉村晶(ハムラアキラ)シリーズ」がテレビドラマ化ですね

こんばんは。めぐやです。 以前にもご紹介した若竹七海さんの小説「葉村晶シリーズ」がドラマ化だそうです。 NHK総合で1月24日金曜日スタートです。 ↓ 以前の記事 meguya.hatenablog.com 葉村晶シリーズ 不運すぎる女探偵、葉村晶が初めて登場したのは「プレ…

海外小説「ワニの町へ来たスパイ」これ面白い!

こんばんは。めぐやです。 今日ご紹介するのは海外の小説「ワニの町へ来たスパイ」! 「ワニの町へ来たスパイ」ジャナ・デリオン 〜簡単なあらすじ〜 潜入捜査で暴れすぎ、命を狙われることになったCIA秘密工作員フォーチュン。 ルイジアナの田舎町で全く違…

年始に武田双雲さん「ラッキー道」を読む

こんばんは。めぐやです。 2020年最初の本のご紹介になります。 武田双雲さん「ラッキー道」 こちらは「ラッキーになれる習慣」(2016年)を改題、加筆修正して文庫になったものです。 自他共に認める“幸運体質”の書道家、武田双雲さん。 どういう人が幸運体質…

この時期読みたくなる本、ブスカーリア博士の「クリスマス・ラブ」

こんばんは。めぐやです。 クリスマス時期になると読みたくなる本のご紹介です。 「クリスマス・ラブ 七つの物語」 タイトルが「クリスマス・ラブ」ですが、恋愛の本ではありません。 著者はレオ・ブスカーリア博士。 教育学博士です。 “愛の博士”として知ら…

「三鬼 三島屋変調百物語四之続」宮部みゆきさんの小説

こんばんは。めぐやです。 宮部みゆきさんの小説のご紹介です。 「三鬼(さんき) 三島屋変調百物語四之続 」 三島屋シリーズ第四弾になります。 三島屋の客間で行われている変わり百物語。 一度に一人の語り手を招き、不思議な話や恐ろしい話を聞くという趣向…

「鬼滅の刃」を読んでみた。最新18巻発売。

こんばんは。めぐやです。 「鬼滅の刃」というコミックを次男にめちゃくちゃ勧められたので読んでみました。 鬼滅の刃 きめつのやいば あらすじをざっくり説明すると、、 大正時代の日本。 鬼に家族を殺された主人公の炭治郎(たんじろう)が、鬼に変貌した妹…

「怖いへんないきものの絵」名画の謎に迫る本

こんばんは。めぐやです。 本のご紹介です。 「怖いへんないきものの絵」 「怖い絵」シリーズの著者、中野京子さんと「へんないきもの」の著者、早川いくをさんの共著になります。 こちらは「昔の絵画には奇妙な生き物がよく登場するな」と思った早川いくを…

写真集「世界の路地」のご紹介

こんばんは。めぐやです。 写真集のご紹介です。 「世界の路地」 大通りではなく、細い路地や誰かの家に続く道、どこにつながっているのか想像力をかきたてられる階段のある路地の写真集です。 ギリシャ、イタリア、クロアチア、スペイン、フランス、ポルト…

サメパニック物の小説「ブルシャーク」、映画は「MEG ザ・モンスター」

こんばんは。めぐやです。 サメパニック物の小説と映画のご紹介です。 小説「ブルシャーク」 雪富千晶紀さんの小説です。 トライアスロン大会が開かれる湖に巨大ザメが入り込んだ設定が面白いです。 市職員の主人公と学者の女性がサメの居ることを証明しよう…

「十二国記」最新刊、18年ぶりの書き下ろし!

こんばんは。めぐやです。 小野不由美さんの「十二国記」シリーズ最新刊が出ました! 「十二国記」とは 我々の棲む世界と、地図上にない異世界「十二国」とを舞台に繰り広げられる、壮大なファンタジー。 と、公式サイトにあります。 十二国の世界は、それぞ…

「暮らしてみたい 世界のかわいい街」写真集のご紹介

こんばんは。めぐやです。 今日は写真集のご紹介です。 「暮らしてみたい 世界のかわいい街」 かわいい、というか美しい街が載っています。 「ファンタジー世界の街」「憧れリゾートの街」「花の美しい街」「世界遺産の街」「作家ゆかりの街」と項目がわかれ…

スティーヴン・キング「ミスター・メルセデス」読了

こんばんは。めぐやです。 今回はキング作品のご紹介です。 スティーヴン・キング「ミスター・メルセデス」あらすじ 職を求めて市民ホール前に列をなす人々。 その列に突然メルセデスが突っ込んで来ます。 死者8名、重傷者多数を出したメルセデスは霧に紛れ…

ちょっと変わったエッセイ風実話怪談 「忌み地」「怪談稼業 侵蝕」

こんばんは。めぐやです。 ちょっと変わったエッセイ風の実話怪談を2冊ご紹介です。 実話怪談というと「会社員のAさんが仕事が終わってアパートの部屋に帰ると、部屋の中が異様に寒くバスルームから水音が…」などという感じで、伝聞をそのまま読みやすく文に…

ひとりでトマス・ハリス祭り!新訳版「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」を読む

こんばんは。めぐやです。 トマス・ハリス最新作「カリ・モーラ」を読んでから、昔のトマス・ハリス作品を読みたくなり、せっかくなので新訳版で読んでみました。 新訳版「レッド・ドラゴン」 レクター博士初登場の作品ですね。 簡単なあらすじは、、 満月の…

「カリ・モーラ」トマス・ハリス最新作を読んでみました サイコ・スリラーではないでしょう

こんばんは。めぐやです。 先日もお伝えしましたが、「羊たちの沈黙」のトマス・ハリス13年ぶりの最新作「カリ・モーラ」を読んでみました。 まずはあらすじ コロンビアからの移民カリ・モーラは、麻薬王の住んでいた邸宅の管理バイトをしています。 その邸…