こんばんは。
めぐやです。
「ノック 終末の訪問者」が U-NEXT で公開されていたので鑑賞。
そして原作小説があることを知り、こちらも読んでみました。
「ノック 終末の訪問者」
映画はM.ナイト・シャマラン監督。
原作小説はポール・トレンブレイ、竹書房文庫から出版されています。
あらすじ
家族愛と恐怖の終末スリラー。
もうすぐ8歳になる養女ウェンと彼女のふたりの父親エリックとアンドリューはカナダ国境まで数マイルのキャビンで夏休暇を過ごしている。
するとそこに4人の見知らぬ男女が現れ、世界の終末を阻止するためにはウェンとエリックとアンドリューの中からひとりが犠牲にならないといけない、そうしないと人類は滅亡してしまう、と告げてくる…。
感想など *ネタバレ含みます
突然現れて、しかも手製の武器を持ってキャビンに押し入ってきて、さあ世界を救うために家族の中のひとりを犠牲にしなさい、なんて言われて。
「ええっ、世界が終わる?それは大変だ!ひとり犠牲になれば、すなわち殺されれば世界は助かるんだね?OK、ちょっと待って。誰にするか話し合うよ」……
ってなる訳ないでしょう!!
当然エリックもアンドリューも彼らを狂信者だと思うし、またはゲイ嫌いの集団が襲撃してきたと思う。
なのでもちろん家族から犠牲者なんて出さないと断ります。
すると訪問者の中でリーダー格のレナードが「選択はなされた」と告げ、訪問者側のひとりを殴り殺す…。
その後テレビのニュースでオレゴン州の沖合で大地震が発生、大津波がビーチを呑み込む様子が放映されます。
これは家族の中から犠牲者を選ばなかったために終末に向けて起きたことで、次は疫病の蔓延、そして空が墜落し人類と地球の上に終局の闇が訪れることになると知らされるのです。
でもね〜、そんなこと言われても偶然なのか分からないし、そもそも何故自分たち家族が犠牲にならないといけないのか、この訪問者4人は何故終末のことを知っているのか?
全て謎なんですよね。
ビジョンを見たんだ、と言われるだけでそのビジョンは誰が見せたのかも明確な説明はなされないので、それでは信じろという方が無理…。
ということでエリックとアンドリューは頑として犠牲者を選ぶことを断り続けるのです。
映画版と原作の違い *若干のネタバレ含みます
登場人物については年齢や容姿が異なるくらいで気になるほどの違いはないと思いました。
前半はストーリーの流れも同じです。
しかし!中盤から後半はストーリー展開が全然違います。
読んでいてびっくりすることも起こりました。
びっくりし過ぎてしばらく呆然でした…。悲しいよ私は…。
ラストも違います。
映画版は優しいんだなぁ、という感想です。
原作は、まぁ実際のところこんな風な展開になりそうよね…というくらい大混乱です。
どちらが良い、ということでもないのですが、私的には優しい世界の映画版に一票かなー。
映画では回想シーンで、家族3人が車の中で仲良く歌っているシーンがあるのですが泣けるんですよ。
訪問者さえ来なければこんな風に仲良く過ごせていられたのに…。
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最近こういう終末映画が増えているような気がします…??
終末が来ないよう願っています!^^;
興味がありましたらぜひ映画版、小説版をチェックしてみてくださいね。
今日もお読みいただきありがとうございます(^^)
↓ rakuten
終末の訪問者 (竹書房文庫 と5-1) [ ポール・トレンブレイ ] 価格:1320円 |