こんばんは。めぐやです。
宮部みゆきさんの小説のご紹介です。
「三鬼(さんき) 三島屋変調百物語四之続 」
三島屋シリーズ第四弾になります。
三島屋の客間で行われている変わり百物語。
一度に一人の語り手を招き、不思議な話や恐ろしい話を聞くという趣向が評判を呼び、この第四巻で二十二話になりました。
話を聞くのは店の主人の姪、おちか。
聞いて聞き捨て、語って語り捨て。
一度は口に出してしまいたい人が、今日も三島屋にやって来ます。
四話収録
四話収録の短編集となります。
第一話 「迷いの旅籠」 第ニ話 「食客ひだる神」 第三話 「三鬼」 第四話 「おくらさま」。
文庫本ですが分厚いです!解説含まなくて665ページあります。
読み応えありです!
怖いだけではない小説
今回の第四話から、三島屋次男の富次郎が加わったり貸本屋の若旦那が加わったり、前からいた人物が居なくなったりと、登場人物に変化があります。
聞いて聞き捨て…を変えざるを得ない事態が起きたりもします。
ストーリーが少し変わっていくのかな?と思わせる展開でした。
でも語られる怪異は怖いだけではなく、悲しみが漂う物語なのは1巻から続いているままだと思います。
少しユーモラスな話もあり、美味しそうな食べ物がたくさん出てきて楽しめたりもします。
宮部みゆきさんの時代物小説が好きなので、三島屋シリーズの続きが文庫になったら是非読みたいです。
余談ですが「初ものがたり」という時代物小説もおススメです!
今日もお読みいただきありがとうございます(^^)
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