本好き母のあれこれ日常

日常のあれこれを思いつくまま&本好き日記

「三鬼 三島屋変調百物語四之続」宮部みゆきさんの小説

 

 

こんばんは。めぐやです。

 

 

宮部みゆきさんの小説のご紹介です。

 

 

「三鬼(さんき)  三島屋変調百物語四之続 」

 

 

f:id:meguya:20191212160447j:plain

 

 

三島屋シリーズ第四弾になります。

 

三島屋の客間で行われている変わり百物語。

一度に一人の語り手を招き、不思議な話や恐ろしい話を聞くという趣向が評判を呼び、この第四巻で二十二話になりました。

 

話を聞くのは店の主人の姪、おちか。

聞いて聞き捨て、語って語り捨て。

一度は口に出してしまいたい人が、今日も三島屋にやって来ます。

 

 

四話収録

 

四話収録の短編集となります。

 

第一話 「迷いの旅籠」 第ニ話 「食客ひだる神」 第三話 「三鬼」 第四話 「おくらさま」。

 

文庫本ですが分厚いです!解説含まなくて665ページあります。

読み応えありです!

 

 

怖いだけではない小説

 

今回の第四話から、三島屋次男の富次郎が加わったり貸本屋の若旦那が加わったり、前からいた人物が居なくなったりと、登場人物に変化があります。

 

聞いて聞き捨て…を変えざるを得ない事態が起きたりもします。

ストーリーが少し変わっていくのかな?と思わせる展開でした。

 

でも語られる怪異は怖いだけではなく、悲しみが漂う物語なのは1巻から続いているままだと思います。

少しユーモラスな話もあり、美味しそうな食べ物がたくさん出てきて楽しめたりもします。

 

 

宮部みゆきさんの時代物小説が好きなので、三島屋シリーズの続きが文庫になったら是非読みたいです。

 

 

余談ですが「初ものがたり」という時代物小説もおススメです!

 

 

 

今日もお読みいただきありがとうございます(^^)

 

 

 

Amazon 

三鬼 三島屋変調百物語四之続 (角川文庫)

新品価格
¥1,056から
(2019/12/12 17:05時点)

おそろし 三島屋変調百物語事始 (角川文庫)

新品価格
¥792から
(2019/12/12 17:06時点)

↓ Rakuten

三鬼 三島屋変調百物語四之続 (角川文庫) [ 宮部 みゆき ]

価格:1,056円
(2019/12/12 17:07時点)
感想(12件)

 

↓ honto 

 

Amazon 

<完本>初ものがたり (PHP文芸文庫)

新品価格
¥838から
(2019/12/12 17:11時点)