こんばんは。めぐやです。
「オール読物」に掲載された恩田陸さんの短編3つが電子書籍で配信されていたので、読んでみました。
「昭和94年の横丁」
友人と入った居酒屋の日めくりには、昭和94年の文字が。
その後行った横丁で奇妙な体験をするストーリー。
紹介にはホラー短編とありますが、恐怖感は無いです。
「跡継ぎの条件」
高校の同級生と居酒屋で飲んでいる時に聞いた、この店の跡継ぎになるための条件とは…。
うう〜ん、こちらはどこかで聞いたようなストーリーに、跡継ぎの話を絡めただけのような。
「曇天の店」
出張先で立ち寄った古い町屋をリノベーションした小綺麗で味も良い和食屋さん。
そこの店主から、この地域に昔からある迷信を聞くことに…。
個人的にはこの話が一番面白かったです。
今の日本でも迷信は色々ありそうですね。
昔からの迷信ってなにがしかの真実が含まれていそうで怖いです。
モノクロ写真付き
写真家、近藤篤さんのモノクロ写真が一緒に収録されています。
ストーリーにはあまり関係ない写真ですが、雰囲気があって素敵です。
ホラー短編ではないと思いますが
少し奇妙な世界を読んでみたい時に良いのではないでしょうか。
短編にしては短いので、あっという間に読めてしまいます。
ショートショートというほどではないのですが、短いストーリーです。
私は読むのが早い方なので、もうちょっと味わって読んだ方が良かったかも!と思いました。
今日もお読みいただきありがとうございます(^^)
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