本好き母のあれこれ日常

日常のあれこれを思いつくまま&本好き日記

『「心の掃除」の上手い人 下手な人』精神科医、斎藤茂太先生の本

 

 

こんばんは。めぐやです。

 

 

何年も前に買った精神科医斎藤茂太先生(2006年逝去)の『「心の掃除」の上手い人 下手な人』を読み返してみました。

 

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前に読んだ時よりも、今回の方が「なるほどな!」と心に響きました。

 

 

目次を見るだけでも「なるほどな!」と思う考え方が揃っています。

 

例えば…

「うまくいけばよし、失敗しても悪くはない」

「相手の性格は変わらない」

「がんばり過ぎない知恵を持とう」

「ピント外れの努力をしていないか」

「〜しなくてはの気持ちが、自分を窮屈にする」

「過去は変わらない、未来はわからない」

「つらいときは、自分をほめてほめてほめつくせ」

「『自分を好きになる』が、幸せへの最低条件」

「『自分が可愛い』と『自分が好き』は、こんなに違う」

「子どもの頃の『マイナスの記憶』に縛られるな」

「『私はツイている』と思っている人には、幸運がくる」

などなど…

 

 

確かに、ひとりでがんばり過ぎたり、〜しなければに縛られてしまうと、

「私はこんなにがんばっているのに!」「なぜ私が思うようにみんなやらないんだ!」と不満が出てきてイライラして周りに当たってしまったり…。

 

 

☆本文より☆

*「がんばらなきゃ!」の強迫観念で、自分も人も休ませず、自分も人もつらくなっていく。

がんばり過ぎてないかな?そう感じたら、ちょっと休んでみる。人も休ませてみよう。

 

*懸命にがんばっている人にも、あまり深く考えず「がんばれ!」という。相手にしたら「お前こそがんばれ!」といいたくもなる場合でも。

「がんばって!」と相手に命令する言葉はやめて、「いつも、応援していますよ!」と自分の思いを伝えるようにしたらどうか。

 

*「自分を好きな人」は、自己中心的でわがままな人とは違う。他人の迷惑を考えず、好き勝手にやっている人は、「自分が好き」というより「自分が可愛い」だけである。

 

*グチは反復することで、イヤな記憶を深く脳に刻んでしまうことになる。(中略)

グチをいってもいい。しかし、いうだけいったら、もう振り返らないことだ。

「あいつ、陰で、私にこんなに罵倒されているのも知らないで…うははは、いい気分!」と笑い飛ばして気持ちのケリをつけよう。

 

 

 

↑  こんな感じの易しい文章と優しくて明るい文体で、サクサク読めます。

難しい専門用語などもないので読みやすいです。

 

 

「笑顔を絶やさない人は、それだけで幸運を招いている」

ふむふむ、ポジティブシンキングは大事ですね、やはり。自分も周りも明るくするし…。

 

 

(マナーのなっていない人に対して)怒るのではなく「バカでかわいそう」と考えれば腹も立たない…!

おお、斬新な…笑笑

「マナーを守ることも教えられなかった気の毒な人」と思って見過ごす、そうすると腹を立てていた相手が視界から消える…!

やってみよう!笑

 

 

もちろん全てを実践できるわけではありませんが、気持ちが軽くなって、こんな自分でも大丈夫だよね〜と思える本でした。

 

 

最近、「イヤだな〜イヤだな〜」と思うことがあり、ネガティブ思考に陥りがちだったのですが、「イヤだな〜」とずっと言っていても何も変わらないし、イヤなことが脳に刻まれてしまって悪循環から抜け出せなくなる!と気付きました。

 

イヤなことより楽しいことに意識を向けたほうが、見える世界が変わりますよね。

 

 

よろしかったらチェックしてみてください!

 

 

今日もお読みいただきありがとうございます(^^)

 

 

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